面接で笑顔が評価される理由|面接官が「鼻毛」で気づいたこと

面接対策

就活中は「笑顔なんていらない」と思っていた

模擬面接のたびに、

「笑顔が少ないですね。」

と言われるたびにごちゃごちゃうるせぇなぁと思っていた。

当時の僕は、

「面接に笑顔っている?別にそんなもんいらんくない?」

ってガチで思ってた。就活ってめんどくせー。

俺が落とされるのって笑顔が原因じゃなくて、ニートやってた6年だよなぁと。

それからなんやかんやあって就活を終え、正社員として3年働き、面接官も経験した。

面接官をやったうえでの今の結論は……

笑顔、めちゃくちゃいる!手のひらくるくる。

だってしょうがない人間だもの。

面接官も一人の人間

笑顔がないとダメってのはよく言われるが、あれちげぇんだよな。

笑顔がないと何を考えているか分からないってのがやっぱでかい。

笑顔ないと「ちょっと怖いなぁ」と僕は感じる

たぶん、笑顔が少ない人が落ちるってロジックってこれ。

面接官も一人の人間なんで、笑顔だけで合否が決まることはない。

けど、やっぱ怖いやつと一緒に働きたくないよね。

記事を読んでる人もそうでしょ?

バイト先に怖い人いたら、一緒に働きたくねーって思うじゃん。あの感じだよ。

だから笑顔っていうのは、

「私、怖い人じゃないですよ」

というアピールだと僕は考えている。


面接にとんでもないやつが来た

面接中に鼻毛が出ているやつがやってきた。

一般的にはダメと言われるが、僕はちょっと好感度が上がっていた。

七三分けでスーツもピシッとしていて真面目そう。

なのに鼻毛が出ているというギャップがポイント高い。

それは最初だけで結局鼻毛の事しか頭に残らなかったが(笑)

鼻毛といってもガッツリ出てるわけではなく、ちょっとだけ。

正面から見ると分かるけど、少し斜めから見ると見えない、絶妙なライン。

面接はどんどん進んでいく。

その人は学生でサッカーをやっていたそうで、そこからいろいろ説明してくれるんだが……

鼻毛が気になりすぎて頭に内容が入ってこねぇ……。

面接が終わったときの感想は、

「鼻毛出てて、学生時代サッカーやってた人」

である。

面接中メモも取っていたけど、あんまり覚えてない。

働くイメージわかねぇー。

人柄?長所?いや鼻毛やん!って感じだ。

鼻毛が出てなけりゃ、もっと話に集中できたのになぁ。

ここまで読んで鋭い人なら気づいただろう。

笑顔と鼻毛の話の本質は一緒だ。

笑顔が少ない人は、「怖そう」という印象がまず先に来る。

すると、本来聞いてほしい話よりも、その印象のほうが頭に残ってしまう。

ようは、話に集中してもらうために笑顔はめちゃくちゃ大事なのだ。

シンプルに嫌じゃね?

めっちゃ受け答え頑張ったのに、

「怖い人だったな。」

しか印象に残らなかったらさ。損じゃね?


昔の僕は「不機嫌な人」に見えると勘違いされていた

さて、ここで僕の話をしよう。

僕がまだ6年のニートから脱出して、サポートステーション(以下サポステ)という施設に通っていたときの話だ。

その当時の僕は、めちゃくちゃ口下手で、自分が思っていることを口にできない人間だった。

サポステでとてもお世話になったおじさんがいて

「最近どう?」

と聞かれたとき、

「別に……。」

って答えちゃったんだよね。

本当は、

「毎日楽しいです。ありがとうございます。」

と感謝の気持ちを伝えたかった。

ニートを6年やってたせいで、まともに会話ができなかった。

それから僕は、会話のリハビリをめちゃくちゃ頑張った。

その結果か何か分からんが、僕にも友達ができた。

ある日、その友達に、

「石田ってめっちゃ変わったよな。最初、人殺しそうな目つきしてたもん。絶対将来ニュースになるわって思ってた。」

サポステに来る前も来た後も、自分ではそんなに変わってねぇけどなぁと思いながら聞いていた。

変わったのは、表情が明るくなったのと、うまくしゃべれるようになっただけ。

人は見た目や言動で勝手に想像して勘違いする生き物

はい。

鋭い人は、もう何が言いたいか分かったと思う。

内心どう思っていようが、人は見た目や表情に影響を受ける。

さて、僕はサポステで3か月くらい、ずっと「不機嫌な人」と勘違いされていた。

僕自身不機嫌だったことは一度もない。それにも関わらずである。

いったんレッテルを張られたら、その勘違いはなかなか解けない。

これはサポステだけじゃなくて面接もそう。

笑顔が少ないと「怖い人」というレッテルを張られて勝手に想像してしまうねん。

なんか怖いな。と思われたら次に来るのは緊張してるのかな?なんか不機嫌だな。怒ってないかな。とかそんなことを考える。

いい印象一つもないねん。

笑顔が少なくて「怖い人」ってもったいないと思わない?

だから笑顔は、面接官に好かれるためのテクニックじゃない。

誤解されないように笑顔を作る。それでようやく伝えることのスタートラインに立つ。

僕は面接官を経験して、そう考えるようになった。

もし笑顔が苦手なら、それだけで損をするのはもったいない。

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