「家が近い」「給料がいい」「休みが多い」。
志望動機がこんなのしか思いつかない。あえていうなら長所を生かして仕事をしたい。ただそれだけ。
就活の初期は「長所+家が近い」という志望動機を使い回してた。
でも「家が近かったらどこの会社でもいいの?」と聞かれると答えられない。
本音で作ると、一つ問題を解決してもまた次の問題が出てくる。そんな状態やった。
じゃあ建前を作ればいいのかと思って、今度は会社ごとにそれっぽい志望動機を作った。
でも、深掘りされたら答えられない。おいおいどーすんねんこれ。詰んでるやんこれ。
結局、50社以上落ちながら気づいたのは、興味のない会社の志望動機を無理やり作るのは無理ってことです。
この記事では、「家が近い」しかなかった僕が、どうやって志望動機を変えていったのかを書きます。
志望動機を1社4時間かけて作るも書類選考で落ちまくる
僕がハロワで就活始めたてのひよこだった時の話です。
志望動機書けねぇ・・・ネットで企業分析のやり方見てもマジでわかんねーんだがどうする・・・。
わかんねーことがわかんねーよ。そもそも新卒用の動画ばっかだし、転職用のやつってなくねぇ?
ネットの記事見ても何すればいいかわからんしきっつー。
色々調べてもわからんし、就活始めたばっかなので職種も営業・事務・WEBマーケーターで悩んでた時期。
結局全然わからず、ネットの職種志望動機テンプレみたいなのを改変して志望動機を書くも4時間近くかかる。
今ならチャッピーに相談しながら作れるけど、当時の僕にはAIを使って志望動機を作るという発想自体がなかった。
結局10社いかないうちに志望動機を作り込むのはやめた。
時間がかかる上に書類が全部落ちる。
だから書類選考なしの案件を選ぶようにした。
事務があまりに倍率高すぎて、結局営業1本に絞った。

「長所+家が近い」で面接を受けまくった
志望動機は使い回しできるように長所+家が近いにした。
それが本音100%だったから。
これなら志望動機10分で作れるわ!
最初は家が近いだけだったんだが、落ちるうちに面接官から「それだけ?」「うちの仕事内容わかってる?」「大丈夫?」みたいな突っ込みを毎回される。
ハロワでやった模擬面接でも指摘される。
さすがにヤバいと思って長所を付け足した。
そこからは突っ込まれたら改良するを繰り返したな。
「うち転勤あるけどどうする?」
→この質問がもう落ちるも同然なので転勤ないところにする。
ハロワで相談したら「本音で書きすぎ。もっと言い換えて」
→家が近いを長く働けるに言い換える。
まぁー全然通らんかった。
たまーに1次面接通って最終でほぼ落ちる。たまに内定出る(ブラック)
中でも一番困ったのが、
「家が近かったらどこの営業でもいいみたいな話?」
っていう突っ込み。
これに対する答えを長所+家が近いでは出せなかった。
しかもこれかなり聞かれる。
この質問で深掘りされると答えれなくて大体落ちる。
もはやこの質問が来ないことを祈るお祈り面接と化してた。
これはよくない。
「家が近かったらどこの会社でもいいの?」に答えられない
ネットで調べても答えはない。
というか先に試してアカンかったから情報残ってないんやろな。
でもなぁ、建前と本音やと圧倒的に本音の方が書きやすいのよね。
家が近いとダメな理由はネット記事曰く熱量が伝わらない。
なんやねん熱量ってアホか。
金もらえればなんでもええんじゃ!
ふと冷静になって考える。でも確かに相手目線で考えるとやべーなこれ。
家が近いからここにしました!雇いますか?
俺やったら絶対雇わんな。しかも雇ったら解雇できねーしな。
でもバイトは家が近いOKだよなぁ。
正社員はなんであかんのや。
って思って検索したら「会社に利益を出せるのか?」「すぐ辞めてしまうのでは?」と思われてしまう・・・。
じゃあすぐに辞めないように見せればいいのでは?という考えになった。
そこに熱量を加える。あほくさいけどな。受かれば何でもええわ。
熱量ってのは本気度だと僕は思った。じゃあ本気度ってなんや?
僕は一言で言えば準備だと思った。
ニートからバイトの面接を受けた時、めちゃくちゃ準備をした。
人生かけてたと言っても過言ではない。
落ちたらニートに戻りそうっていう確信があったからそりゃ必死で準備した。
YouTubeの動画を見て面接の練習をして、自己紹介も家で何回も練習した。
面接場所は事前にわかってたから下見に行かなかったけど、遠いところなら遅刻しないように下見に行ってたしな。
つまり、働く準備を見せれば本気度につながるのでは?
そこから頭をフルに使って考えたのが、週5・8時間で働いて残業を2時間した経験。
これを面接で正社員で働く前に働く準備としてやってきたと伝える。
加えてバイト先が徒歩5分なので、職場が近いならフルスペック発揮できますよと伝える。
これならいけるんじゃね?と思い実行。
すると1次面接で落ちていたのが、通ったり通らなかったりするようになった。
1次突破率は体感15%~20%ぐらいだったのが40%になった感じ。
これはいけると思った!
今度は「なんでこの業界なの?」に答えられない
俺フルスペックで働けますよアピールによって1次面接の通過率は上がったが、問題点は当然ある。
「家が近かったらどこの仕事でもいいみたいな話?」という質問は減って、「なんでこの業界?」という問いがめちゃくちゃ増えた。
これも答えられへんなぁ。いやだってどこでもいいもんな。でもこれ本音で答えたら落ちるよなぁ。
うーん、どうしよう。問題点を解決したら問題点が増える。
しかも問題はこれだけではない。
地味に転勤のあるなしが求人票に書いてないのキッツいのよね。
志望動機は家が近いだから転勤行ける?って聞かれたらまず落ちる。
しかも結構たけぇんだよな。体感20%ぐらい。内定率俺だけ最大80%しかない。ハンデ背負いすぎ。
加えて面接ではダメな点を教えてもらえないのがきつい。
どんなルールやねん。
ダメなところわからんかったら改善でけへんやろ。
結局この時点でハロワで就活して1年。
はっきり言って僕は就活に疲れていた。
そんで「やり方悪いんかな」って思ってエージェントに行ったんすよね。
建前の志望動機に変えたら7連敗した
エージェント行ったらめちゃくちゃ当たりの担当者引いて、めっちゃ志望動機作るのうまかったんすよね。
ただ作るのがうますぎて全く参考にできなかった。
算数できないのに因数分解習ってる感じ。
とはいえ添削はしてもらえたので、そこで本音ではなくひたすら建前の志望動機の作り方を学ぶ。
が、全く役に立たず。レベルが違う。
人間追い詰められると恐ろしいもので、当時ChatGPTが初めて出た時期で企業分析を依頼して使っていた。
恐ろしいほどのポンコツ具合で10秒に一回は嘘をつくやつだったが、それでも当時の僕にとっては神だった。
面接ではエージェントさんが作ってくれた建前の志望動機を使うも7連敗。
そこで面接して思ったのは、建前だと深掘りされた瞬間死ぬってこと。
建前軸で面接するのが初めてだったので、今思うとこれはこれでいい経験だったんじゃないかと思う。
当時はマジで就活に疲れてて、このままではよくないと思っていたものの全部担当者に丸投げしてた。
7連敗した後、病気になって半年就活を休む。
「売ったらおもろそう」が志望動機のヒントになった
半年後就活を再開。改めて就活を振り返る。
志望動機なんだが、建前100%・本音100%を経験したことで、やっぱり本音を軸にした方がいいと思った。
エージェントさんから口酸っぱくして言われたのは、企業に利益があるような志望動機にしなさいと。
家が近いってのはどこまでいっても本人にしかメリットがないから使い方を考えたほうがいいなっていうのはすごく思った。
加えてエージェントで面接してた時、建前全開で言ったんだが、一つだけ受け答えがうまくいっていたのを思い出した。
それは僕が「売ったらおもろそうやな」って思った商品や。
幸い受け答えがうまくいったものの、その時点で5連敗とかしてたので「どうせ落ちるやろうな」と思って何も対策してなかったので無事1次落ち。
その経験を活かして、自分が興味のある商品を志望動機に入れればいいんじゃね?となった。
つまり、
長所+興味のある商品
で志望動機を作る。
これでハロワで行ったところ、1次面接全部通って内定1つ出たんよね。
これはいける!(2度目)
本音を深掘りしたら1次面接を全部通るようになった
フィードバックが欲しかったため再度利用。利用した経緯は省くが、担当も相性が良くて色々アドバイスを出してもらった。
興味がない企業は受けないほうがいい。営業に興味があるならもっとガッツリ前に出す。
共に僕の本音だったのでこれはハマった。深掘りをたくさんしてもらったのがよかったのかもしれん。
結局それががっちりハマって1次面接全部通って内定4つ取った。
一番効果があったのは多分半年就活を休んだことだと思う。
ハロワでの就活もエージェントでの7連敗も、面接の経験値自体はたまってた。
ただ、当時は就活に疲れすぎてて冷静に振り返れてなかったんよね。
半年休んだことで物事を冷静に見れるようになって、何がよかったのか・何が悪かったのか?っていうのを担当者に伝えることができた。
だから今回の結果につながったんやと思う。
エージェント2回目使うときにどうやって使ったかはここの記事に書いたで。
んで調子に乗りまくってた僕は内定を全部辞退して、書類20通出して4社選考に受かって3社内定を取った。
書類を出すときは自分で興味のある企業を選ぶ。
チャッピーに軽く企業分析させて、唯一性・競合より優位な部分を挙げてもらい、そこに興味が湧いたら深掘りして、それを志望動機にするといったやり方で志望動機を作った。
興味がない会社はそもそも受けない。それを徹底した。
最終的に「長所+興味のある商品+家が近い」になった
最終的には「長所+興味のある商品+家が近い」が僕の持ってるカードになっていた。
ただ、面接では空白期間が長いので「正社員として続けられる?」「すぐ辞めない?」みたいな質問がやっぱり来る。
そこで「家が近い」と「週5・8時間+残業まで試した経験」を出して、ちゃんと働き続けられることを先に証明してた。
だから志望動機を聞かれる頃には、だいたい「家が近い」のカードは消化済み。
実際に志望動機として話すのは「長所+興味のある商品」が多かった。
「なんでこの業界?」も相変わらず聞かれたが、
「業界の希望ないです。営業で自分が売りたいって思う商品を売りたいんです」
って答えてた。
昔は「なんでこの業界?」と聞かれたら、何か答えを作らなきゃいけないと思ってた。
でも、理由がないなら「なぜないのか」を自分なりにきちんと考えて「ない」と答えれば、そんなに減点は食らわへん。
興味がない会社の志望動機を無理やり作るのは無理
結局、僕が志望動機で一番困ってた原因は、何書けばいいかわからんってことやったと思うねん。
だって企業分析糞難しいやん。それを前提にされても困るよな。
それに加えて、志望動機がないと面接受けれないじゃん。
だから無理やり志望動機を作る。
でもネットでは立派な志望動機書いてあるし、本音じゃアカンのかなっていうのがそもそも罠やねんな。
別にいいよ。全部本音で。
今の僕がやったら、多分「長所+家が近い」でも受かるよ。
ただ、それって結局自分主体だから、相手を納得させるのが難しいねんな。
HPとかIR情報とか見てもなんもわからんから、まずAIにぶん投げて、すげぇざっくり企業分析させんねん。
そのうえでぼーっと眺めて、「これおもろいやん」ってちょっとでも思ったなら、そこを掘り下げて志望動機にするねん。
仕事内容でも会社の特徴でも、他社との違いでも、自分が「これちょっとおもろいな」と思ったところなら何でもいい。
そっちの方が圧倒的に楽やから。

どの会社を見ても興味が湧かないなら、先に職種から考える
結論自己分析が足りない。
自己分析むずいけどな。僕もめっちゃ苦労したし。
とっかかりはまずなんでこの職種選んだのか?ってところから始めるとええよ。
たぶん自分に向いてると思ったからやと思うねんな。
そこを深掘りすればとっかかりはおそらく作れる。

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